玉置浩二ライヴ行ってきた。(余談)

 いつもライヴ会場でのCD売り場を見ると不満に思うのだが、自分が売っている商品の内容を把握していない売り子を何故使うんだか。特に玉置浩二のライヴに来てる人間は玉置浩二のファンであって、玉置浩二のアルバムの中身を確認しながらCDを物色することなど想定済みであろうに。
 札幌での会場で、「玉置浩二の『出逢い』」を探してる人がいた。売り子さんにも尋ねてるが、売り子さんサッパリ判らない。いろいろCDひっくり返しては曲目を確認してる。さすがに俺も見るに見かねてしまい、
「いや、『出逢い』って安全地帯ですよね?」
 と話しかけてしまった。「出逢い」は安全地帯が 2002年に 活動再開した時の第1弾シングルだ。『安全地帯 IX』 に収録されている。
 そのままコーナーに並んでるCDから1枚掴んで、その人に渡す。火曜サスペンス劇場の主題歌だった曲だと確認しつつ「これに入ってますよ」と。その人からも売り子さんからも御礼を言われて、めでたしめでたし。


 でも後で失敗したなぁと思ったんだわ。
 実は『安全地帯 IX』 の側に「出逢い」のシングルも置いてあった。教えてあげた人がCDを買っていなくなってから、品揃えを見てて初めて気付いた。うわぁ、こっちなら安く済んだのに。細かいことを言えば、シングルヴァージョンは曲の最初にストリングスが入っている(アルバムには入ってない──これは後で iPod で確認して思い出した!)。他にもピアノとのバランスを調整してるらしいけど、あまり印象は変わらない。
 ホント申し訳ない。きちんと確認してから教えてあげるべきだった(まさかあのシングルがまだ売ってるとは思ってなかったんだわ)。選択肢をきちんと示して、その上でアルバムを買うのだったら間違いなく良い買い物だったのに。


 『安全地帯 IX』 は名曲揃いなんで許して。聴くときには、ぜひ曲目ランダムにして聴いてください(笑)。