iTunes 新版リリースにまつわるアップルの不手際

 iTunes が新版にアップデートして、ソフト上で選択した曲に関連した iTMS リンクを表示するという機能が追加された。こいつがプライバシー情報の送信を行なっているとして問題になっている。機能自体は割と使いやすいもので(使い方次第で)有用なのだが、やはり無断でやるというのがマズい。どうしてコソコソとああいうことを始めるかねぇ。あと、その機能を使うか使わないか、ユーザーに選択できるようにしないとダメだろ。
 しかも、 iTMS のサーバがどうも重い。たぶん新機能のせいでアクセスが殺到してるためではないか。こういうことをやらかすところが、アップルのいつもながらの愚かさではある(ノリとしては、新製品の注文が殺到して生産が追いつかなくなる恒例の状態と似たものがある)。スパイ機能にしても、サーバ応答にしても改善が急務だ。


(追記)「編集」メニューで消せるらしいね、アレ。あと右下に当該ボタンが一つ設置されてた。俺は「環境設定」ばかり探してたから気づかなかったんだな(苦笑)。とりあえず 「MiniStore」 を消しておけばデータ送信はやらないらしいから、こちらをデフォルトにして配布すれば問題は無くなりそうだな。