ダンス教室と JASRAC の話、ダンス教室側が“逆襲”?

http://blog.livedoor.jp/storemaster/archives/50010540.html

 使用料を払わないとかでダンス教室を相手どって訴えてた JASRAC の話を覚えてるひとも多いだろう。結局こいつは JASRAC の勝訴で終わったわけだが、これに対してダンス教室側が大きな動きを見せているらしい。『雑貨屋の広報掲示室』での記事 「JASRAC、 社交ダンス教室を訴える…について考える……のその後」より。ダンス教室側(連盟)が自作・自演のCDを作って使おうと考えているらしい。それを JASRAC に信託さえしなければ、使用料を払わなくて済むという仕組みだ。巧い。
 うむ、これこそ「インセンティブ」だな。 JASRAC でかしたぞ、その強欲が新たな創作へのインセンティブを生み出したのだ。新しい文化がここに誕生したのである(もちろん皮肉)。「現実問題としてはそこまで負担にさせるような料金形態に問題があることだけは間違いないでしょう」。うん、同感。
 「結局のところ、この問題に共通して言えることは、現行の著作権制度が消費者のためでも、経営者のためでも、本来の法の趣旨である作詞・作曲家のためでもなく、要は著作権絡みの団体やレコード会社のためになってしまっているという点になってしまいます」。もうこれ以上、私が付け加える言葉なんて無いな。