俺は、小泉自民党不信任を投票で示すつもりだ

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http://homepage2.nifty.com/misoshiru/mg/shinsa.htm

 いよいよ衆院選挙が公示される。今回の衆議院解散があまりにお粗末な経緯で成されたのは御覧の通りだ。郵政民営化法案だけにかまけ、法案修正には応じず、そもそも法案への党としての同意を取り付けられなかったのに党員恫喝を繰り返し、あげく「参院で否決されたら衆院解散」などと道理の通らない、脅しにもならない“脅し”をチラつかせる始末。で、あっさり参院否決。しかも解散後は「郵政民営化(だけ)が争点だ」と勝手に喧伝する始末。あとはメディアも片棒担ぎのお祭り騒ぎ。
 こんなに間の抜けた選挙は前代未聞だろう。もちろん油断なんかしていられない。争点を郵政民営化一本に単純化する小泉自民党側の思惑は、どうもかなり奏功している(のではないかと思われる)模様。改革を“断行”するのか“抵抗”するのかの対立軸だけを示し、その「改革」とやらの実際を問題とされない。イメージだけの問題。少し考えれば他に争点があることなど自明であるが、何せ正味カラッポの「キャッチフレーズ」連呼が小泉自民党のオハコである。常道である。
 他の争点を無視し、郵政改革選挙にしてしまうことだけは阻止しなければならない。恣意的なデータの扱いが次々と発覚し、出生率どん底が続いている年金問題は、その後ちっとも進んでいない。景気は相変わらず悪い。国民生活に脅威を与える立法を続ける。国会審議が難航するほど反対の声が大きかった共謀罪創設と人権擁護法案も記憶に新しい。外交と言えばブッシュのケツを舐めるくらいで、他国との付き合いを好転させる要素が皆無。望む者など少ない国連安保理常任理事国入りもポシャってたな。
 そして忘れてはならないのは、イラク虐殺への加担と自衛隊派兵である。日本の現行法に反する状況下で、もはや実態把握など不可能な状態、治安は悪化する一方で撤退する軍が続々、そうした中で自衛隊は かの地に押しとどめられているのである。これ以上、小泉政権を存続させる訳にはいかないのだ。この選挙を機に、日本の政治の正常化へ道筋を付けねばなるまい。その意味でこの選挙は願ってもない機会であり、もっと早く国民の信を問うべきだったとすら思う。私は小泉自民党の敗北を望む。
 かの著作権法改悪も小泉政権下によるものだった。権利者が利権を貪る構図は今も続いている。風通しをここで良くしておかねば、この流れを止めることなど出来ないだろう。私は投票する、自民党以外の党へ。