iTMS に参加するかもしれない大物、次の一手

http://park5.wakwak.com/~rung/mt/archives/000357.html

http://www.propeller-head.net/archives/000681.html

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/11/news022.html

http://blogs.itmedia.co.jp/honda/2005/08/itms_6242.html

 『趣味の問題2』経由、『Propeller-head ONLINE』 にて「ソニー・ミュージックエンタテインメントの癌」との記事。日経新聞 2005年8月9日・ 10日付 の記事を紹介している。これによると、「価格決定権は譲れない」とか何とかで秦幸雄なる人物(ソニーミュージックでデジタル関連事業を統括しているらしい)が iTMS 参加に反対しているようである。この判断で見事に乗り遅れた訳だ、日本の音楽配信時代の幕開けに。管理人氏はこうした判断ミスを糾弾し「癌」とまで呼称している。キビシー!
 件の日経記事がまた驚きの連続である。他でも少し話題になった佐野元春ソニーからは既に離れている)が iTMS に理解を示していることは勿論、 B'z や CHAGE & ASKA がアーティスト主導で配信決定したこと、アミューズがサザンの曲の配信を視野に入れていることなども伝えている。こりゃまだまだ目を離せないわ。
 ちなみに、佐野元春に関しては、 iTMS で配信されるのは自分のレーベルから出るであろう新曲だと思われる。ソニーから出ていた分はおそらくソニーの原盤であるから、それを iTMS で配信するかの決定権は多分ソニーにある。 ITmedia の記事「レコード会社を離れ、 iTunes に向かう日本のアーティスト」では当該音源の配信は「交渉で決める」とされている。そもそものソニーレーベル自体の参加については、『パースペクティブ・アイ』の記事「ちょっと気になる iTMS のこの数字」で間近だと伝えられる。