東芝 EMI が不当表示 「CCCD」 を発売するらしい

http://xtc.bz/index.php?ID=170

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=9515

 iTMS 日本版が大フィーバーな中、東芝 EMI の不穏な動きの話。『音楽配信メモ』での記事「東芝 EMI が新型の CCCD を市場投入へ」によると、東芝 EMI が(今までの 「CCCD」 との比較で)新しい技術を使ったコピーコントロール音盤を、「セキュアCD」と名前を変え、レコード協会が作成した 「CCCD」 表示を付けないで市場投入する予定だという。その仕様は、 Mac にも iTunes にも iPod にも非対応だという(ただ Mac では普通に聴けるという話もある)。あまりにも環境限定な仕様で頭が痛い。
 何より見逃せないのは、レコ協が表示すると決めた 「CCCD」 マークが付かないということだ。これは津田大介氏が指摘するように、問題があるし、不当表示だと思う。その仕様上、 CD-DA マークが入るかすら判然としないのに、 「CCCD」 マークが入らないとなると、商品選択のために充分な情報を消費者に与えているとは言えない。これはレコ協に質問する必要がある事項なのではないか(津田氏のことだから既に取材してるのだろうか?)。消費者の側からも質問を殺到させる必要がある。舐めやがってるよ。