節度なき補償金要求、それは文化のためでなく金のため ──既得権万歳

http://nirvana.blog1.fc2.com/blog-entry-43.html

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/28/8605.html

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0507/28/news106.html

 いつも著作権分科会および各小委員会の傍聴レポートを上げてくれる zfyl 氏が、今回も記事を出してくれた。今のところ、審議のまとめとしての中山主査発言と、各配付資料が掲載されている。資料の方は、ワーキングチームでの議論の結果報告書が主である。ちょっと後回しにするけど、そのうち目を通すつもり。やっぱ気になるのはカスラックの方なんだわ。
 『zfyl』 でのリンクで知ったのが、 INTERNET WatchITmedia の記事。権利者側7団体の合同記者会見の模様が詳しく紹介されている。特に INTERNET Watch の方は、連中の醜悪なる主張がこれでもか これでもかと。ここまで節操なく「金クレかねクレ」と繰り返してるのを読むと、既得権の魔力に取り憑かれたかのよう。そのうち「ぼくのいとしいしと」とか言い出すんじゃないのか。
 一点だけはっきり書いておくが、 iPod へのコピーは権利者に損害を与えるものではない(そのコピー音源が市場に出回るわけじゃないからね)。CDを買った消費者が正当に行なえる範囲の私的複製である。奴らはそこから目を逸らしている。