法制小委#6、またしても割れる

http://www.asahi.com/culture/update/0728/013.html

http://www.kahoku.co.jp/news/2005/07/2005072801003167.htm

http://tontonsblog.seesaa.net/article/5431211.html

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/05070401.htm

 iPod などへ私的録音録画補償金を課すか、その判断が注目されていた法制小委員会(第6回)が今日 開かれていたんだが、またしても賛否が割れ、とうとう結論を出せなかった模様。継続して審議をするということらしい。朝日新聞の記事によると、「9月上旬までに、審議経過を集約して結論を明記しない報告書を作り、これをもとに国民から意見を募集する」ことになるそうだ。次の闘いの場はパブリックコメントということになる訳だな。当初予想されていたよりも、意見表明の意義が重くなった。
 この審議結果を受けて、 JASRAC など権利者7団体は記者会見を開いたらしい。そこでの模様は上記朝日記事と、河北新報の記事で報じられている。かなり言いたい放題だったようだな(私にとっては嫌悪以外の何物でもないが)。なお私がこうした記事の存在を知ったのは 『Where is a limit?』 で一報を見てから。 Tonton さん、あんたはスゴイよ。
 ちなみに、前回の法制小委#5も議事録がすでに公表されている。私はこれを読みつつ、第6回の詳報を待つことにする。あと、パブコメに向けて、論点の整理をやるってのも良いかもしれない。少なくとも、カスラックが記者会見で吐いたことに対する反論だけでも用意しておかなきゃな。何が「ベルヌ条約に違反する」だ。