ソニーの英断かゴマカシか、全「レーベルゲートCD2」タイトル CD-DA 化!

http://xtc.bz/index.php?ID=158

 『音楽配信メモ』にて「SMEがレーベルゲートCD2作品を全廃。通常CD-DA作品で再リリースへ」との記事。ちょっと前から似たようなこと (CD-DA での出し直し)はやってたみたいだけど、ここへきて全取っ替えをやるようだ。同じ記事に、小売店に流されたファクスの内容も掲載されている。ざっと見た感じ、私が好きなのだと電気グルーヴのベスト盤がCD化(笑)される模様。おお、欲しかったけど 「CCCD」 なんで買わなかったのよ。あと旅烏さんに薦められてたライムスターの『グレイゾーン』も。
 気になるところを二つほど。まず、今回「全廃」されてCDに入れ替えられるのは「〜CD2」のもののみのようで、例えば私が買い控えした安全地帯・玉置浩二のシングルは対象となっていない(後者は「〜CD2」だったような気がしたんだが、対象はアルバムだけってことなのかね)。「レーベルゲートCD」として出されたアルバムが必ずしも「〜CD2」として出し直されてはいないと思うのだが、こちらの落とし前はどうつけるのか。そこまでやらなかったら、ゴマカシと言われても仕方なかろうな。
 あと、小売店向けのファクスに「荷造運賃:貴店にてご負担願います」とある。これっておかしかねぇか? 要は「レーベルゲートCD2」ってのはソニー側が勝手に導入した代物だろ。それを勝手に撤廃するのに店側に金を負担させるのか? まぁ「〜CD2」を平気な顔して店頭に並べた小売店も“共犯”とみなすことは出来るだろうが、ソニーの道義的責任を考えれば、俺には小売店に負担を押しつけているように映る。