寝言も休み休み言え

http://www.famitsu.com/game/news/2005/06/23/103%2C1119517890%2C40613%2C0%2C0.html

▲『ファミ通.com』 で気になる記事。「議員連盟とゲーム業界の意見交換会が実現」。以前ちょっと話題になった(?)ゲーム・キャラクター・デジタルコンテンツ議員連盟の話。「ゲーム協会関係者」と意見交換会をしたんだとか。焦臭いねぇ。議連に入ってる議員がどれだけ原則論に立ち返れるかが見ものだが、ただゲーム業界の言いなりに施策を講じていくようになれば民主党への(ただでさえ低い)評価をも失墜させることになろう。▲そもそも議員側の認識が「前を向いた経済の騎手たちと新しい政治の体質でやろうとしている人間が関係を作って、みなさんの業界がより発展するための共同歩調を取っていかなければいけません」だもんな。新しい利権づくりの一環ですか? しかもゲーム側で出した要望のひとつが「デジタルコンテンツにおける中古商品」だぞ。おっさん、この期に及んでまだ言ってるのかい。▲中古売買については既に最高裁で判断がついてるし、法制小委の検討事項から あっさり除外され、知的財産計画からも消えた。それでもまだ言ってるってのは、「前向き」ならぬ後ろ向き以外の何物でもない。業界の「振興」だけを目標とした施策がどんな酷い状況を生むかは音楽の例を見れば明らかだが、ゲームの場合はそれをせぬまでも酷い現状じゃなかったか。業界に金を落とすのは誰なのかを真剣に考えるべきだろう。ものを作れば自動的に金が入ってくるとか思っとるのか、こいつらは。