著作権保護期間延長反対署名に向かって
【著作権関係】
▲ 著作権保護期間の延長への動きが文化審議会著作権分科会であるのだが、
http://blog.melma.com/00089025/20050106023616
「延長反対署名用紙(試作)」
(melma!blog [The Trembling of a Leaf])
それに対抗して謎工氏が署名運動を計画している模様。
まずは請願書(案)が掲載されている。
「署名受取人の確定までしばらくお待ちください」とあるように、
まだ署名活動が始まった訳ではない。
始まったら署名しますよ、絶対。
▲ 謎工氏の署名運動の提案に呼応して、小倉弁護士も提案。
http://d.hatena.ne.jp/OguraHideo/20050106
「パワーポイント部隊の創設」
(BENLI分室)
最も重要なのは、著作権保護期間を延長することはメリットが小さく、デメリットが大きいことについて、国会議員、特に与党議員を如何に説得するか(特に、自民党における部会決定の前に如何に説得するか)ということです。そして、そのためには、忙しい国会議員が直感的に理解できるように、パワーポイント数ページ分で、国会議員向けの資料を作り上げてしまうことが重要です
国会議員向けに資料を作成しようという。
誰かいませんか? やれる人は。
▲ 『七人の侍』 vs 『武蔵 MUSASHI』 訴訟での敗訴を受けて開かれた
http://www.iijnet.or.jp/NORI/JUN/musashi161224.html
「『武蔵』事件判決について」
(Welcome to Jun's World)
黒澤久雄氏記者会見の配布資料。
「同じ真似をしても愚作であれば盗作にならないという奇妙な論理」
──との名言はここから生まれた模様。
でも、『武蔵』が傑作だったら益々「盗作」ではなかったと思うのだけど。
描かんとする内容が表現と密接に結びつくわけだから、
あそこまで『七人の侍』になることは無いのでは。
いずれにせよ「真似」ではないと認定されるでしょうよ。
なお この掲載サイトを運営されている乗杉純弁護士は原告訴訟代理人。
▲ アメリカでまた何か画期的な判決が出たのかと思いきや、
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0501/06/news006.html
「ITmediaニュース:
音楽業界のP2P訴訟、召喚状問題でRIAAの請求棄却」
著作者は自らの判断で召喚状を出せるとRIAA が主張していたところ、
やはり召喚状は判事の審理・署名が必要だと確認されたに過ぎない。
RIAA の我儘が通らなかった、ただそれだけ。
(ISP に海賊行為者の情報開示を求めるのに召喚状が要る。)
【目に止まった記事】
▲ アップル、今度は噂系サイトを訴えだした。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20079912,00.htm
「アップル、Think Secretを提訴--新製品の噂はやはり本当か」
(CNET Japan)
前までは記事削除だけを要求していた筈なんだけどな。
(情報を漏らした人物については提訴していた。)
機密を守るために訴訟をすれば、その機密について法廷で述べねばならず
手法としては諸刃の剣なのだが‥‥。
外野としては「新製品の噂はやはり本当か」とウキウキしてしまうのが
偽らざる感想である。
だから噂系サイトって無くならないんだって(それが悪いとも思わないしね)。
▲ 悪魔だよ。
http://www.asahi.com/international/update/0106/001.html
「被災児連れ去り例、多数 ユニセフが人身売買の危険警告」
(asahi.com : 国際)
国連児童基金(ユニセフ)のキャロル・ベラミー事務局長は5日、被災地バンダアチェ市を訪れ、子供の人身売買が起きる可能性が高まっていると警告した。
子供を売るってこと自体が人の道に外れてるってのに、
津波被害の どさくさまぎれに被災児を連れ去って売る?
暗澹たる気分にさせられる話だ。
▲ 「似非ジャーナリスト族」(仮)の大谷昭宏氏の暴言に関して、
http://kiri.jblog.org/archives/001308.html
「まあ、大谷昭宏氏の発言はうんこだったわけだが」
(切込隊長BLOG(ブログ) 〜俺様キングダム)
http://kiri.jblog.org/archives/001309.html
「改めて大谷昭弘氏のコラムを読んでうんこ度合いを再確認した」
(切込隊長BLOG(ブログ) 〜俺様キングダム)
切込隊長もついに反論(以前は少し冷めた論調だった)。
その内容には私も同意するところ。
ただ私としては、この問題って
実は「オタク」のことなど関係ないのではないかと思う。
むしろ「ジャーナリスト」を自称してる奴が、
何の正当性もなく、自分の思いこみだけで、
「あいつら気に食わないから」てな勝手な理屈をもって、
「公器」(あるいは「第三権力」)を利用し
「異形の者」たちを抹殺しようとしているという話なのではないか。
私は、そうした大谷氏の態度自体に独善性はもちろん加虐性をも見る。
“権力”に取り憑かれた者の哀れな末路とでも言うか。
ああいう発言を堂々とやってしまう
自称「ジャーナリスト」なぞをのさばらせておいたら、
それこそ他の「ジャーナリスト」諸氏の名誉にも関わる。
▲ 切込隊長と言えば この人も、ってことで木村剛氏。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/art-20050104213630-ODGRHAUILI.nwc
「振興銀社長に木村剛氏、事態収拾のため急きょ登板」
(FujiSankei Business i. / ニュースページ)
中小企業向け融資に特化して2004年4月に開業した日本振興銀行(東京都千代田区)は4日、同行社外取締役を務める金融コンサルタントの木村剛氏(42)が1日付で社長に就任したと発表した。小(お)穴(あな)雄康(ゆうこう)社長(73)の健康上の理由によるものとしており、小穴氏は会長に退いた。
ついに日本振興銀行の社長に就任。名実共に“木村銀行”だ。
前途多難じゃないの。いろいろ出てる疑惑には全くけりが付いてない訳で。
あと KFi ・『フィナンシャルジャパン』(ナレッジフォア)・
金融庁アドバイザリーチーム委員を辞任しているという。
ついでにブログの方もやめちゃえば? 向いてないんだし。