国境を越える夢

http://www.himajin.jp/mt/ei/archives/001123.html

http://www.apple.com/euro/itunes/charts/

 『若旦那の独り言』にて 「World Charts ができた理由は?」との記事。アップルの公式サイトに 「iTunes Music Store Charts」 というページが出来ているとのこと。ここの URL は 「euro」 の文字があるんだけど、どういう訳か画面上部のタブから移動すると英国版に連れて行かれる。EUの他の国の人はどうするんだろう。しかも英国版の iTMS ページからチャートへ行くリンクが見あたらない‥‥。まだ公開前ってこと? 
 若旦那さんは素敵な「妄想」を披露している。「ひょっとしてこれは、いよいよ『クレカさえあれば世界のiTMSで曲が返るようになる!』ってことですかね、ひょっとして。このチャート見て、『ををっ、これ、聴いてみてぇ!』って思ったら即ポチ、その国のiTMSに入れてカード決済ですぐダウンロード……ああ、なんてかっこいい」。これが実現すれば、日本版でソニー音源(洋楽)を買うことも可能になるなぁ。良い話だ。え、日本では実現しませんか、そうですか。
 著作権制度は国によって違う。音楽配信の許諾に関しても やはり国によって違うし、意図して国別に許諾を出している節もある。そして iTMS は(今のところ)国をまたいだ購入が不可能──という建前だ(海外の iTMS プリペイドカードを購入し、新たなアカウントを住所ごまかして作成するという“抜け穴”はある)。このあたりをクリアすることは可能なのだろうか。アップルはやるんだろうか。ジョブズ=マジックをまた見せてくれるんだろうか。国境を越えた音楽配信の夢を見させてくれるんだろうか。