法制小委の検討内容に「不満」

http://d.hatena.ne.jp/copyright/20050628/p1

▲法制小委#4の議事録が公表されたところだが、これに対して 『Copy & Copyright Diary』 が記事「著作権分科会法制問題小委員会(第4回)」にて「不満」をぶつけている。「法制問題小委員会の委員の人たちは、文献複写に関わる権利処理の問題について、どこまで認識しているのか、非常に心許ない」と。▲私はこれから じっくり読んでみようと思っているところなのだが、この「文献複写に関わる権利処理の問題」の観点も念頭において読むことにしよう。今までも私は 『zfyl』 での議事概要や配付資料を読んでは来たものの、正直 権利処理そのものについては突っ込んで読んでなかった。実際問題、権利処理の仕組みが機能してるのか──そんな視点は委員発言に見られない気がする。▲『Copy 〜』 同記事からリンクが張られている末廣氏の論文は以前にも読んだことがある筈だけど、ちょっと読み直しておこうと思う。私の中で、この問題に関する感度が(以前と比べて)変わってきているようにも思うので。少しは身を入れて読めるのではないか。