「旅の者」さんの指摘を受けて‥‥

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/05050301.htm

http://www.jasrac.or.jp/info/private/pdf/compensation.pdf

▲ん。事実関係をごっちゃにして書いてしまったようですな →私。「ただでさえ費用がかさんで権利者一人ひとりには渡っていない」というのは言い過ぎてます。後で訂正しましょう。▲ちなみに、補償金全体から2割を「共通目的事業」に割かれ、 JASRAC ・芸団協・ RIAJ に分配、そこから権利者に分配されます。で、このとき、例えば JASRAC の場合には管理委託を受けていない権利者に対しても請求があれば分配に応じており、このさい 15% の手数料を取ります(会員に対してももちろん手数料を取ります)。▲法制小委#3における JASRAC 側の説明──「なかなかちょっと単価というのが実は出にくいところがございます。といいますのは、録音録画それぞれに資料に記載しておりますまず各団体、それからそれに関わる権利者、それでそれは所属会員ということだけではなくて、例えば音楽の場合に JASRAC の非会員であっても JASRAC に対してそこの請求が来たものに対して、当然これはお支払いするということがあって、大変膨大な権利者というところになります」(議事録参照)。▲で、 JASRAC が会員外に向けた文書の中で「管理手数料・所得税を控除した結果、送金できる金額に至らないことがあります。/そのような場合は、『私的録音補償金・計算結果通知書』によりその旨を連絡いたします」とあらかじめ説明してあります。とりあえず、事実関係としてはこんなところ。▲従って以下のように当該箇所を訂正します。「“知らないことをいいことに広く薄く収奪”してきた形だ。管理団体を経由していくうちにどんどん中抜きされて、一人当たりの分配額を問われても答えられないほど不透明な実態の補償金。莫大な金額を得てホクホクしているのは管理手数料を得る権利者団体だけなのである。」