アップルの成功に群がる知財ゴロ

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20084632,00.htm

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20081143,00.htm

▲アップルの iTunes インターフェースが特許侵害だとして訴えられたという話。相手が主張する この「特許」自体、非常に疑わしく感じるのだが。 iTunes が初めて発表されたのが 2001年1月10日。 この時すでに基本的なインターフェースは確立しており、 「権利者」の通知が 2004年9月に 行なわれたのは不可解である。ちなみに iTMS が開始されたのが 2003年4月28日、 iTunes の Win 版が登場したのが 2003年10月16日だ。いずれを基準にしても、訴訟提起の“今さら感”が強い。▲そもそもの話、より良いものの追求や共通化でもって収斂していく性質のあるインターフェース分野で特許を認めてしまうのは問題が大きい。全然チェックしていなかったのだけど、今年の3月にも、 iTunes Music Store の仕様に特許侵害を主張する人間が香港で現われているのだそうだ。「コンピュータの登録手続きに、楽曲購入時に利用した正しいApple IDとパスワードの入力が要求される身元検証プロセス」がその「特許」らしい。もう、こういう手合いって何とかならんのか。