昨日のつぶやき


  • 13:08 知財本部WG傍聴中。今日は「中間取りまとめ(案)」の検討。 #
  • 13:10 アクセスコントロール回避規制で俺が気にしていた個人の行為規制については、「正当な著作物の利用を阻害しないよう、今後さらに検討することが必要」「個人が私的に行う回避行為に対して刑事罰を設けることについては、慎重に検討すべきである」とされている。 #
  • 13:22 (中間取りまとめを受けて、オブザーバーの文化庁経産省総務省の課長に順次挨拶させているところ。) #
  • 13:24 (土肥座長が、アクセスコントロール回避規制に関して委員からの意見を求めているところ。) #
  • 13:27 宮川委員「6ページ目、アクセスコントロールについては無反応機器の問題がある。全体的に読むと規制対象の拡大について議論しているように読めるが、ここで急にコピーコントロールに関する無反応機器に繋がるのに違和感がある」 #
  • 13:29 大谷委員「(資料の)無反応機器の問題は、アクセスコントロールを回避しているものの一種かと。私はこの資料の整理でよろしい思うが。WGで議論するにあたり、事実関係を明確にしながら被害実態があるところに規制をかけるというのが私の考え」 #
  • 13:30 大谷委員「(コピーコントロールの無反応機器に対処するために)アクセスコントロールの回避機器・回避行為の規制を拡大するのは適当ではないのではないか」 #
  • 13:32 森田委員「個人の回避行為を規制する実効性・立法事実は確認がなされていない。(取りまとめでは)否定される可能性が留保されていると理解している」。土肥座長「その通りだと思う」 #
  • 13:34 森田委員「無反応機器は、あるアクセスコントロールに反応する機能を義務付けること。「しかしながら」として、取りまとめには特殊な無反応機器という概念が出てきている」 #
  • 13:35 森田委員「個人の回避行為については、コピーコントロールとアクセスコントロールの適正なバランスを考慮してほしいと前回言った、それは取りまとめに盛り込まれている。「特殊な無反応機器」の要件を詰めていけば、ここで合意するのも可能かも知れないが」 #
  • 13:39 北川委員?「総務省の方からあった、自分の利害を超えた何らかの組織作りをしないとこの問題は解決しないということ。どうしても避けられないことがあり、ある種の発見・発明が必要だと思うCCIFの取組みも始まっている。しかし権利者にはインセンティブがあるが、プロバイダには無い」 #
  • 13:41 北川委員?「動画配信サービスはかなりダウングレードしているのだが、P2Pはフルスペック、ブロードバンドの6〜8割を占有してしまっている。これはISPも改善したいと考えているので、ユーザーへの連絡についても協力している」 #
  • 13:42 北川委員?「動画配信に対するフィンガープリンティング。動画サイトに課そうという話がある。ここに私はある種の発明が必要だと思っている。本物のコンテンツが無いとISPに与えなければならない。これは途方もない労力を必要とする」 #
  • 13:43 北川委員?「きちんと回っているビジネスモデルを作らなければならない。また、重要なのは「オン・ザ・フライ」という概念。上げる前に止める。迅速に判定する必要がある。精度と速さの問題」 #
  • 13:45 北川委員?「上げる前にビジネスモデルを作っておくと、広告を挟むなどのことも行なわれつつある。こうしてISPとコンテンツホルダの間でできるような発明がいる」 #
  • 13:49 津村政務官「政治主導で政権運営できるかのメルクマールが、今日成立する運びの年度内予算。今回の議論は、これまでにしてきた課題とはいえ、5年10年先を睨んだ成長戦略を考えてほしいと求めた。引き続きお願いしたい」 #
  • 13:50 津村政務官「さきほど4省庁から力強い言葉をいただいた、また心強い事務局とも仕事をさせてもらっている。省庁の壁をどれだけ越えられるかが大きい。また、事後的に実現出来ているのかも含めたPDCAサイクルを回していく。5回の議論に御礼申し上げる」 #
  • 13:52 土肥座長「侵害対策措置について。プロ責法ができて10年。ドッグイヤーだと70年に相当。それにも検証していただく。そこで何か(課題があれば)次のステップへ。関係者間で協議、それを各省庁でバックアップしていただきたい」 #
  • 13:53 山本委員「フィンガープリントを使って侵害物を排除する仕組みは、北川委員の指摘の通り、技術を開発してそれを乗せる大きなシステム設計が必要。今後の検討課題として、5年10年のものとして乗せていただきたい」 #
  • 13:55 前田委員「関係者間でガイドラインを作成されるとのまとめ。さしあたりはガイドライン作成を目指すべきとしても、関係者インセンティブが発生して協議が成立するのか、またアウトサイダーに対してどうしていくのか。そうした場合、法的義務も必要になるのではないか」 #
  • 13:56 土肥主査「侵害コンテンツの総量を減らすのが目的。ガイドラインが有効ならそれでいいし、うまくいかなければ次のステップに進まなければならない。いろいろな手を考えて、法的な仕組みはその一つに過ぎないのではないか」 #
  • 13:58 森田委員「違法ダウンロード数が減れば正規品が多く売れるか。損害賠償算定ルールではそれで良いが、お金のない若年層が利用する一面もあるので、成長戦略に繋がらないのでは。既存のビジネスモデルを守るために侵害コンテンツを減らそうと動くわけだが、そこを満たすビジネスモデルを考えてはどうか」 #
  • 14:00 森田委員「インターネットを無くすことはできず、それを前提としたビジネスモデルを模索するのも必要。法的責任を追わせるべきとの意見があるのも承知しているが、諸外国より重い義務を負わせしまうと、日本でビジネスを展開できないという問題が発生する。国際動向も踏まえながら検討すべき」 #
  • 14:03 平野委員「ガイドラインを前置していただいて感謝。インターネットでは新しいビジネスモデルが登場している。YouTubeFaceBookTwitter‥‥」 #
  • 14:03 平野委員「森田委員がおっしゃるとおり、それが阻害されるようなことになるのはいけない。最近の論文では、フィンガープリント技術についてYouTube-Googleグループが自分で研究をしている。法的に義務があるわけではないのに」 #
  • 14:03 平野委員「今回資料で出したが、どういう判例があるかについて今後も紹介していきたい」 #
  • 14:04 宮川委員「個人情報を使うというところに問題もあるとの観点もある」。土肥座長「警告文の転送については、よく検討するということでお願いしたい」 #
  • 14:07 前田委員「協議をしている間にプロ責法の改正が必要がないとは言えないのではないか。相当因果関係の損害が発生した場合にはISPが損害賠償を負うこともあり得る」。平野委員「おそらく各省庁の話からすると、法も含めて見直しをとのこと。ACTAの動向を見ながら詰めるべきかも知れないが」 #
  • 14:15 北山委員?「一点だけ。24ページの「必要な対策」について、○の最後、例示を削除していただきたい。それがだめなら「たとえば」以下を「より迅速に発信者情報が開示されることに、より迅速に権利者の損害が回復される制度」としていただきたい」 #
  • 14:15 森田委員「匿名訴訟を導入することを検討してほしいという趣旨だということなのか、そうでないのかよく判らない。「運用実態が〜」と加わったことで何が変わったのか」 #
  • 14:15 事務局「これまでの議論では匿名訴訟、ディスカバリーによる開示。何を検討するかということでは必ずしも合意はできていない。裁判を起こそうとしてもなかなか難しいとの事実はあるかと思う」 #
  • 14:16 土肥主査「全体としては、本日の資料の方向性でとりまとたいが、よろしいか」 #
  • 14:18 大谷委員「事実関係の調査、関係するものの間の情報共有などが引き続き進むような仕組みを維持して、その上でガイドラインを中心とした取組みが円滑に進むよう支援いただきたい」 #
  • 14:19 (とりまとめの方向性は了承された。) #
  • 14:22 事務局長「インターネットの世界は技術発展が早く規制が追いつかない。ここの議論でも、まずやるべきことをきちんとやろうと明確にする。そして海外動向も見ながら検討しようとの方向性。コンテンツ関係のWGや専門調査会などの議論を踏まえ、知財戦略を作っていく」 #
  • 14:23 事務局長「それを我が国の成長戦略に繋げていきたい。WGはいったんここで取りまとめ。4月以降もお願いしなければならないと思うが、ひきつづきよろしくお願いしたい」 #
  • 14:23 (と、いった挨拶で会合は終了。) #
  • 19:15 今日の知財本部・ネット海賊版WG第5回会合の配付資料が上がった。 bit.ly/dyRthk 中間取りまとめの内容もさることながら、個人的には平野委員の意見書に大注目。 #
  • 19:18 中間取りまとめの方は、アクセスコントロールの機器製造・頒布規制を強化する方向、行為規制も強化を謳いつつ除外規定や罰則なしといった点について慎重な検討を求める内容。あとプロバイダ責任に関して、関係者間のガイドライン作りを前提として慎重な検討をしていく感じ。(ざっと読んだ印象) #
  • 22:32 知財本部のワーキングに興味をお持ちの方、今日の会合で実は @kzmogi さんもTwitter中継をされています。この方のサイトではより詳しい傍聴レポート(議事の模様)をまとめていらっしゃるので、是非お読み下さいな。 #
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